11月下旬にFUJIFILM X10を購入して約3週間、いろいろ撮影してみました。
そのインプレッションです。
まず、絞り優先など普通に撮ってみました。
アスペクト比は3対2で設定。
センサーがAPS-Cほどの大きさはありませんが、通常のコンパクトカメラより大きなセンサーを使っていますので諧調が豊かです。
これだけの描写力があると単独でも充分使えます。
色抜けもいい感じです。
レンズも28mmでf2.0〜112mmでf2.8と明るいレンズで開放から絞りこんでもシャープな描写です。
28mm
112mm
最高感度はISO3200ですが、ノイズも少なく、実用上問題ありません。
また、最新機種なので様々な機能がついています。
その中で気に入ったのが、発色の設定。
通常、デジタルカメラのフィルムシミュレーション(発色設定)は「Standrd」「Vivid」ですが、X10は「プロビア」(スタンダード)、「ベルビア」(鮮やかな発色)、「アスティナ」(落ち着いた軟調の発色)という設定になっています。
フィルムを使っている人ならご存知ですが、これは富士フィルムが出しているポジ・フィルムの名称です。その発色で設定してあります。
最初に操作した時、思わず「ニヤッ」としてしまいました。
X10では、1回の撮影で、この3色でデータを保存できる「フィルムブランケット」という機能がついています。
下の3点がそうです。
プロビア(スタンダード)
ベルビア(ビビッド)
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